アルコール依存症とは

アルコール依存症はけっして珍しい病気ではありません。
あの人のお酒の飲み方はちょっとおかしいなー。そんな風に感じることはありませんか? アルコール依存症は意外と身近にある病気です。2013年、厚生労働省の研究班によりアルコール依存症患者の推計は107万人だとわかりました。アルコールは依存症薬物の一つです。脳の器質を変化させて「節度を持ってお酒を飲む」ための脳の機能を破壊します。
お酒の量や飲み方がおかしくなるのは、本人の意思や性格が理由ではなく、病気の症状です。

それではここで自己診断をしてみましょう
あなたやあなたのそばにいる方はいくつの項目に当てはまるでしょう?

CAGE テスト ~飲酒状態の自己診断~
飲酒量を減らさなければならないと感じたことがある。(Cut down)
他人があなたの飲酒を非難するので気に障ったことがある。(Annoyed by criticism)
自分の飲酒について悪いとか申し訳ないと感じたことがある。(Guilty feeling)
神経を落ち着かせたり、二日酔いを治すために、「迎え酒」をしたことがある。(Eye-opener)
ここで2項目以上当てはまる場合はアルコール依存症の可能性があります。