まだ暑いですね

二神です。

暑いどころか、関東では台風の影響で長期停電となり苦労されている由、心よりお見舞い申し上げます。

さて、8月は、公益社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」主催の文部科学省委託事業「『ダメ!絶対』だけではない依存症予防教室モデル授業 in 高知」でつぶれました。当方の主催ではないので、あまり表に名前は出ませんでしたが(チラシの後援欄には名前が載りました)、現地窓口を承り、行政・マスコミ等への後援依頼、教育機関を中心として案内状の発送、講演会場の手配などやっておりました。

参加申込の出足の早さに、当初想定の180人では席が到底足りそうもないと、会場が変更になりました。当初予定していた会場の関係者の方には、事前準備でずいぶんお手数をおかけしたのですが「参加者が増えるのはいいこと」と会場変更にご理解をいただき、本当に感謝しております。

イベント当日の8月30日には、約300名の参加者があり、会場を変えておいてよかったとスタッフ一同胸をなでおろしたことでした。高知出身の俳優・高知東生氏が薬物依存の体験発表をされるというので、高知のテレビ局4局すべて(NHKと民放3社)のカメラが入り、また翌日の高知新聞には詳細な記事が載りました(朝日新聞高知版にも載ったそうですが未確認です。朝日さんすみません)。

その後、事前取材とイベント当日の話を再構成したものが高知新聞夕刊で7回にわたって連載されました。「現在行われている依存症予防教育だけでは救えない子どもたちがいる」という松本俊彦先生のメッセージもある程度広く伝わったことと思います。今後の教育現場が少しでも変わってくれればと願います。

ところで。後援を受けたイベントというものは、事業実施報告書の提出をもって後援手続き完了となります。これをきちんとやっておかないと、今後の活動に差支えます。後援申請書もそうなんですが、これがね……。いや、記入する内容は大したことないのですよ。問題はフォーマット。たいていは手書き用PDF版の他に電子版(おおむねWORDかリッチかエクセル)の様式がダウンロードできるようになってはいます。でも、使ったことがある人はご存知と思いますが、どれもこれも「小技」を効かせたものばかりで、どうしてここが保護されてるんだとか、なんでここだけセンタリングなんだとか、エクセルだとこの文字データはどのセルに入ってるんだとか、もう記入者をいじめたいとしか思えないものが散見されます。最初に作った時、パソコンの得意な若い職員さんに任せた結果、みょうに凝ったものができたのだと想像されます。で、申請や報告を受ける側は自分でそれを利用しないから、不便だというフィードバックがかからないのではないでしょうか。書く方も、とりあえず何とかはなるので、目くじら立てて苦情を申し立てる気にもならない。まだ手書き報告書しか準備されていないところもありますから、それに比べればはるかにマシですし。

ともあれ、報告書も出来上がりました。AKKこうちの夏はこれで終わりです。次は12月のアディクションフォーラム(精神保健福祉センター主催)、その次が正月明けの「第5回 空と海とボクのココロ」です。

がんばります!