定期総会終了
二神です。前にも書きましたが、NPO法人の会計年度は任意に設定できるので、AKKこうちは、会員の本業の会計年度(基本は世間並みの4月-3月)の締めを外し、7月-6月に設定してあります。新年度に入ったら3ヶ月以内に定期総会を開催し速やかに所轄官庁まで報告すべしという決まりです。
で、新年度の初日である7月1日がたまたま月例理事会の日に当たっていたので、同日に総会と理事会を同時開催しました。一昨日ですね。
総会自体は滞りなく終了しましたが、とりあえずお話は5月に遡ります。
5月03日(火) 高知県断酒新生会 月例理事会
27日(金) 高知県断酒連合会 月例理事会
29日(日) 高知県断酒新生会 年次総会
6月07日(火) 高知県断酒新生会 月例理事会
24日(金) 高知県断酒連合会 年次総会・月例理事会
7月01日(金) AKKこうち 年次総会・月例理事会
ぜーんぶ私が事務局をやってます。ひとりが背負い込むのは、しんどいのも事実ですが、それよりもその人が稼働不能になった時に被害が大きいので、何よりもリスクヘッジの観点から決しておすすめできません。それを承知で今はやらざるをえな いのです。過渡期と信じたいですが、周囲がそう認識してくれているのかどうか、定かではありません。自分の身は自分で守らないとダメかもしれません。かといって、給料を貰った仕事ならともかく、ボランティアなのでかえってしんどいアピールもしにくいのです(力ない笑)。
いや、愚痴を言いたかったのではなく、そういうベースがあるところへ、先週末は本業で倒れそうなほどきつかったという話がしたい前振りです。先週水曜までに、水曜午前予定入院の患者さんが2人いました。で、水曜朝出勤したら、いつも脱水で入ってくる高齢のAさんが昨夜緊急入院したと送られました。入院主治医は「いつもの医者」の私に決まっています。ついでに、糖尿病の悪い中年のBさんが心不全を起こしていて今日入院になるかもと言われました。いつもは私の外来に来ている方です。入院されたら、当然私が主治医になります。これで4人。それで午前外来をしていたら、やはり高齢のCさんが相当な脱水症状で来院。入院必要と判断し、当然主治医は私。この日は午後も外来で、外来のみに来てくれている先生から「心不全の患者さんです。入院お願いします」とDさんを送られました。これで計6人。一部翌日入院になった人もいましたが、2日で6人、ERみたくスルーでなく自分主治医で受けたのは医者になって初めてです。カルテ記載の赤字を取り戻すのに土曜までかかりました。その魔の水曜というのが6月29日で、7月1日の議案書がまだできてなく、木曜夜は泣きそうになりながらワープロ打っておりました。まあ、終わってみれば「6人、受ければ受けられるじゃん」という感じもあります。きっと、私が気づかないところで支援してくれた同僚がいると思うので、自分だけでやったと思わない方がいいですけどね。
さて、それでフラフラしながらどうにかこうにか議案書を仕上げて臨んだ金曜日。総会の概略は以下のとおりです。
【1】2015(平成27)年度活動実績
1)平成27年7月 中国四国社会福祉学会参加(発表あり。於愛媛大学医学部)
2) 10月 平成27年度アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会参加(発表あり。於神戸国際会議場)
3) 11月 「空と海とボクのココロ」開催(イオンホール)入場者300名超
4)平成28年2月 啓発映像3本公開。6月末時点で1000回を超えるアクセスあり。(ちなみに、昨年公開した3本は同時点で約3500回のアクセスあり)
大半は県の自殺対策補助金を使ったので残金は県へ返金せねばならず、出入りはほぼ同額でしたが、一般経費分で若干黒が出ました。
【3】今年度の事業計画
1)「ほっとこうち」医療関係別冊(7月25日発売号)への啓発広告掲載
2)啓発映像作成
3)イオンホールでの相談会開催(11月?)
4)人材育成を目的として、アルコール問題関連学会に参加(9月、秋田)と、
三次救急3病院のMSWへのインタビュー実施、分析→報告会開催
以上特に問題なく承認され、閉会しました。
あとは、議事録を作成して県に必要書類を提出して総会関係は終わりです。
理事会では、予算に少々余裕ができたことから法人名前入り封筒の作成を提案し了承されました。7月25日発売のタウン誌「ほっとこうち」別冊「読む薬箱」に依存症関連の見開き広告を打つ準備をすすめています。次回発売号ですので、書店で手に取って見てください。なかなかオシャレなものになりそうですよ(自画自賛)。