内閣府「いのち繋ぐリレー」に載りました
二神です。第3回活動報告会も何とか大過なく終わり、やっと一息ついています。
ところで、内閣府・自殺対策推進室がFacebookでやっている各県リレー方式の活動団体紹介「いのちつなぐリレー」の高知県の回に、本会を選んでいただきました。ご推薦くださった県の方には深く御礼申し上げます。以下、2月19日付けで掲載された文章を転載いたします。
こんにちは。広報の天坂です。
「いのちつなぐリレー」39回目は、高知県を御紹介いたします。
ランナーは、こちら。
アルコールやギャンブル等の依存症改善のため啓発活動を行う
「NPO法人AKKこうち」の皆さんです。
Q.2013年にはじまったと伺いました。
A.はい。アルコール依存症の重要性を、なかなか一般の方に認識してもらえていない現状を感じ、はじめました。漫画での広報や、「ソフトドリンクで乾杯しよう」という写真にもありますが、映像をYou-tubeで紹介する等、啓発活動に力を入れています。また、アルコール依存症に関する、ネットワークづくりも行っていますよ。
Q.昨年、はじめてイベントも開催されたんですよね。いかがでしたか?
A.苦労もありましたが、4日間で300人を超える来場者があり、嬉しかったです。
アルコール依存症に関するイラスト展と、お酒の悩みの相談会を開催しましたが、地元の新聞に大きく取り上げられました。また、相談会では、精神科医や精神保健福祉士のボランティアが、1件1件じっくりと対応できました。
Q.印象に残っていることはありますか?
A.ありますね。笑いあいながらイラストを見ていた高校生3人組がいて、はじめは暇つぶしかなと思っていました。
しかし、そのうちの1人が、思い切ったように父親の酒の話を始めたのです。
その後、友人2人は相談にいった友人をじっと待っていました。
相談件数は多くなかったのですが、一人でも相談に乗ることができたなら、このイベントを行った意味があると感じた瞬間でもありました。
Q.写真の方が、代表者様ですね(二神注:元のFacebookには私のバストショットと、イベント風景の写真が数枚付いていました)。
最後に一言お願いします。
A.「あの人のお酒の飲み方は心配だ」と思うことはありませんか?飲酒をコントロールできないのは、「アルコール依存症」という病気です。
周りの人は見過ごさないで、率直にご本人に声をかけ、最寄りの保健所や精神保健福祉センターに相談してください。
私達も周知に努めますので、一緒に頑張りましょう。
この他にも高知県内では、自殺予防の活動をしている団体がたくさんあります。
一部、御紹介いたします。
- 「自殺予防情報センター」電話相談、対面相談、研修等
- 「高知いのちの電話協会」電話相談
- 「高知県立精神保健福祉センター」電話相談、対面相談
- 「高知県心の教育センター」電話相談、対面相談、メール相談
- 「高知県立消費生活センター」電話相談、メール相談
悩まれている方、または周りに悩みのある方がいる方は、
支援先に相談してみて下さいね。
*支援情報検索サイトhttp://shienjoho.go.jp/ もございます*